こんにちは☺︎
ヨガ、瞑想、NLPコーチング、発酵を通して
「自分と繋がる」そして「世界と繋がる」サポートをしています、Sadyです😊
「Anatomical Yoga Adviser」、「NLPコーチ」、「発酵家」
として、マルチに活動しています。
今日のテーマは、「酵素」についてです。
簡単な読み物として読んでみてください。
何か感じることありましたらご自由にコメントくださいね💖
酵素は生き物？
さて、タイトルにもありますが、
「酵素が生きている」というフレーズ、よく聞いたことありますよね。
「生きている」ということは、「酵素は生き物である」という前提があります。
実はこれ、不正解❌
酵素は生き物ではありません！
ここ、すっごく誤解してる方多いと思います…
酵素は、アミノ酸で作られたタンパク質でできている、ただの物質です。
生命活動と呼ばれるようなことは全くしていませんし、意志もありません。
酵素の働きで何かが生まれるのは、単なる化学反応です。
代表的でみなさんも良く聞くような例をあげると、
●デンプンを分解するアミラーゼ（主に唾液に含まれる）
●タンパク質を分解するプロテアーゼ（〃 胃酸 〃）
●脂肪を分解するリパーゼ（〃 膵液 〃）
などがありますね。
口から摂取した酵素はどうなるのか
…ここでちょっと疑問を感じませんか？
「タンパク質でできた酵素」「タンパク質を分解するプロテアーゼ」
プロテアーゼは酵素を分解する…⁈
何か不思議な感じですが、実際、食べることで体に入った多くの酵素は
胃内で分解されてしまうそうです😱
ただ、分解されずに残る酵素もあります。
プロテアーゼそのものと、プロテアーゼに似たアミノ酸の構造をしている酵素です。
それらは胃を通過して腸まで到達します。
ただ胃を通過したものも、他の酵素によってほとんど分解されてしまうそうです。
酵素を経口摂取することに意味はあるのか？
最近流行っているのは、酵素ジュースやサプリなど、経口摂取で酵素を体に取り入れるものが多いですね。
ですが、腸に到達することができた酵素もほぼ分解されてしまうとなると…？
酵素の形で経口摂取する意味があるかどうか、ということになってきます。
結論から言うと、全く意味なくはないです！
酵素として摂取したものは、前途したようにほとんど分解されてしまい
酵素としての働きはできません。
よく言われる、「身体の中の酵素を補う」などと言うことは不可能です。
ただ、分解された酵素は、アミノ酸に戻ります。
アミノ酸は吸収されて、身体の中で筋肉や皮膚、髪など、様々な物の原料として使われます。
そのうちのいくつかは、最終的に酵素を作る原料として使われていく可能性はありますね。
そういうふうに体を作る栄養となる、という意味では
全く無駄ではないでしょう。
ただ、それは酵素の形である必要は全くなく、
例えばお肉やプロテインなどでタンパク質をとったり
アミノ酸飲料やサプリなどでアミノ酸をとったりする方が
安上がりだし効率的かもよ？ということですね🤫
まとめ💖
ここ最近の発酵流行りで、酵素や乳酸菌など、そういう商品や講座がすごく増えています。
何でもかんでも発酵やら熟成やら、流行り言葉をつければ売れると思っている人たちもいます。
全く知識なく、感覚でなんとなーく言っちゃう人もいます。
発酵は腐敗、食中毒と隣り合わせなので、ある程度の知識は必要です。
なので、「酵素が生きている」などという人は
とりあえず信用しないほうがいいかもしれません🤣
発酵のことちゃんと知りたい方はこちらをどうぞ→
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